「ほっといてくれない?ほら。女の子たちが向こうで待ってるよ。」
また八つ当たりをしてしまった。
本当こんなに自分勝手で…我が儘でごめんね。
そんなことを思っていると、空くんが
「わかった。ほっといてほしいなら行くけど、俺は、美奈がいないなら、どんなに友達がたくさんいたって、楽しくないから。じゃあ…」
そして空くんは男子のところへ行ってしまった。
空くん私がいなくたって楽しそうじゃん…
…でも空くんを…怒らせちゃったかな…
私が怒らせたんだよね…
もぅ終わりかな?
そんなことを思っていると、涙が溢れてきた。
空くんに見られたくなかったからすぐに教室を飛び出た。
そして、クラスの違う羽月のところへ行った。