羽月は泣き崩れる私を黙って落ち着くまで背中をさすっていてくれた。


ありがとう。


こんな良い友達を持てて…嬉しい…


本当にありがとう。


羽月の言葉のおかげで、なんとか元気になれた私。


そのあとも羽月は、家まで送ってくれた。


「今日はわざわざありがとね!」


「どういたしまして!早く元気になるんだよ!」


「うん!!じゃあね!!」


「ばいばーい!」


そうして私たちは別れた。