隣にいる空くんは叫び声すらあげずに終わった。


「空くんまったく叫ばなかったね(笑)」


そう良いながら次はなんのアトラクションに乗ろうか考えている私。


「叫べなかったんだよ(苦笑)」


「なんで?」


「理由は聞かないで…」


「…わかったよぉ…」


「よろしい(笑)」


私は次はなんのアトラクションに乗るか迷っていたので、空くんに聞いてみることにした。


「ねぇ空くん!次なにに乗る?」


「なにに―…お化け屋敷入ろ!!」


「え゛っ!」


私お化け屋敷嫌い…


いや…でも…空くんとなら大丈夫…だよね。


「美奈?嫌か?」


「全然!いやぁ〜楽しみだなぁ♪」


苦手克服だぁ!


がんばろ…


「本当に大丈夫?ちょっと棒読みっぽかったけど…?」


バレてた?


「だ…大丈夫だよ!!さてさて早く行こ!!」