手を繋いだまましばらく並んでいると、いつの間にか前のほうへきていた。


きっと次で乗れるくらい。


「もうすぐだね空くん!」


「そ…そうだな…」


「どうしたの?」


「いや…実はな…やっぱ…なんでもない。」


「本当に?」


「本当に!」


数分後、私たちに順番が回ってきた。


場所は一番前!


空くんの顔が青ざめてた気がするけど、気にしないで乗り込んだ。


「空くん早く〜!後ろがつまっちゃうよ!」


「…今行くよ(苦笑)」


「楽しみだね!!」


「う…うん…」


会話をしている間にジェットコースターは徐々にてっぺんへと上っていく。


「もうすぐ落ちるよぉ!」

「えっ…まじで?」


「落ちる!きゃぁー!」


たのしぃ〜♪


きもち〜♪