助けてくれるのは、いつもおばあちゃんだった。

私の二人のおばあちゃん。

いつもけんかになると、

お母さんが駆けつけたときにはだいたい私が有利なとき。

その前に何があったか知らずに

有利になっている私の姿だけを見た母親は

やはり私をしかる。