『は?俺が好きなん違うし。』

即答された。

『じゃあ…誰?』

恐る恐る,聞いてみた。

『今俺がメールしてるやつ。』



(え?)
思わず声に出してしまいそうだった。

返信に困っていると,

『わかんない?こんな時間にメールしてるヤツ,一人しかいないよ?』

『…まさかとは思うけど…私??』

そう,聞いてみる。

『正解ー。よくわかったね。』

そのメールを見た瞬間,私は悠の方を見た。