夢さいど





「んー…今、なんじぃ?」




うー…


寝起きで頭が働かない…




あ、昨日泣きすぎて目腫れてるかも…







「10時過ぎてるぞ。この馬鹿。」




私は頭の上から降ってきた声に
一気に目を覚ました。






「はは早く起こしてください!」




ていうか!


「なんで貴方がここにいるんですか!?」



「俺が来たときには既に
9時を回っていたんでね。」



「いや、答えになってないような…」





あー…主任に怒られる…



そんなことを考えながら、
累さんに目をやった。