それで、僕の方も、何をいっていいのかわからずに、お互い、気まずさが募っていくのですが……。

どうしたものでしょうね。

結局、射空が肝心なことを切り出すまでに、アイスティーの氷は全て溶けてしまって、僕は、ぬるくなったそれを、半分ほど飲み終えていました。

「なあ、南。お前――……」

射空が、ギュッと拳を握って。

「お前は――……」