「それが惜しいと言うて……」

親父の言葉が、途中で止まる。

視線を追えば、南の、半分はだけたカッターシャツから、さらしを巻いた胸がのぞいていた。

は……、……エロ親父め。

南の胸に驚いてやがる。

親父は、南なんか、所詮まだ子供だと思ってたんだろう?