「親父」

親父が俺よりも南を評価しているのは、昔からのことだが、南は、所詮、俺の飼い犬なんだぜ?

高殿を名乗る器じゃないんだよ。

「親父さん。お話はありがたいですが、俺は、まどか様をお守りするのが使命ですから」

ほら、な。

南は俺に従ってりゃいいんだ。