机は伏せていたあたしのお腹にヒットして、痛みにお腹を押さえながら顔をゆっくりと上げる。
すると、そこにはいかにも女好き!!!って感じの男が立っていた。
痛みにムカつきながらも冷静を装って、あたしは言った。
「あのぉ……あたしに何か?」
すると男は言う。
「何か?じゃなくて……君何でこの高校に入ってきたの?」
は???
何でって、こっちが聞きたいわ!!
「入る高校に……理由なんていります?」
顔を引きつらせながらあたしが聞き返すと、男はニッと笑いながら口を開く。
「だって君……不良って感じでもないし。はっきり言って浮いてる??」
カチン……。
頭の血管が切れた気がした。
ムカつく……何こいつ。
「まっ君みたいな可愛い子大歓迎だけどぉ~??」
そう言ってあたしの肩に手を置いてきた。
こいつぅ~!!
いい気になりやがってぇ!!!!!