やっぱモテるよね。



うん。咲ちゃん可愛いってか綺麗だもん。



そう思っていると、



バン!!!!!



!!?



びっくりして隣を見ると、机に思いっきり両手をついた渡里君がクラスの男子を睨んだ。



「お前等……咲に手出したらぶっ殺すから」



睨んだ後笑顔になったかと思ったら、冷たい目でそう呟いた。



シ――――――ン……。



教室は一瞬で静寂。



これで咲ちゃんが他の男に絡まれる事はないだろう。



そう思った。