尚はあたしの髪に唇をそっと触れた。




「尚ぉ……くすぐったい……」




そしてその大きな手であたしを優しく撫でる。



濡れた尚のミルクティー色の髪から水が滴る。



すると尚はあたしを抱き上げて浴槽を出た。



そしてあたしをバスタオルに包めて、バスルームを出ると、寝室に直行した。



そしてベットにあたしを座らせると、あたしの濡れた髪を優しく拭いてくれた。



一通り拭き終わると、あたしをベットに押し倒して優しく少し濡れた髪を撫でた。



尚……。



そしてあたしと自分に布団をかけると、尚は布団に潜り込んであたしの腰に腕を回す。



大好きだよ。