すると琴羽は俺の手をキュッと握って俺の肩に頭を寄せながら呟いた。 「尚が好きだから、あたしも好きなミルクティーがいい」 って言った。 その言葉に俺は琴羽を見下ろすと、琴羽は微笑みながら言った。 「尚……あたし尚が好きよ」 その言葉を聞いて、俺は微笑んだ。 幼馴染とは違う存在になってたのは確か。 それが好きって事なんだって気づいたのは今。 素直に琴羽が好きだって思ったから、俺は頷いた。 「俺も好きだ」