「ねぇ~未衿~見て よ。あの子!」 沙紀が指差した先には 昔の私がいた。 髪の毛は一応 ショートなんだけど 天然パーマみたいで くりっくり。 ふと振り向いた顔が 不細工不細工。 陰気なオーラ 出まくりだし。 「ヤバくない?!」 沙紀が私の顔を 覗き込む。 私は笑顔で 言った。 「死ねば良いのに。」