肩には俊季くんのコートがかかってた。



どこまで優しいの・・・?



『どないしてん?』



あたしの目をじっと見ながら言う俊季くん


やっと落ちついたあたしはゆっくりとしゃべりだした。


今日あったこと全部・・・




話終わったところで俊季くんは黙ってしまった。



『・・・ごめん』



なんで俊季くんが謝るの・・・?



『それ・・・俺もグルやねん・・・』



・・・・俊季くんも?



あたし・・・・みんなに騙されてたの・・・?


「俊季くんだけは・・・って・・・・」