梨花はあたしを冷酷な瞳で見つめる。



「黒板のことも、ぜ〜んぶあたしがやったの」



梨花は不適な笑みを浮かべながら言う



でもやっぱ梨花だったんだね・・・・



最初からあたしたちは友達じゃなかったんだ・・・・




『殴ったのもストレス解消。』


黙っていた啓斗が口を開く。



『最初から、おまえなんか好きじゃなかったんだよ!』



啓斗も最初からあたしの彼氏でもなんでもなかったんだ・・・・



『体だけはいいと思ったのにやらせてくんねぇし!!』



体目当てだったんだ・・・・



殴られて増えたアザにはなんの意味もなかったんだね・・・・