じゃあ殴られてたあたしはなんなわけ・・・?



あたしは恐る恐る2人の前に出ていった。



「梨花、啓斗・・・・今の話本当なんだよね?」


2人はいっせいにこっちを向き目を見開いていた。




『悠里・・・・』



「今の本当なの・・・?」



あたしが聞くと啓斗は黙っていた。




そこであたしの耳に届いたのは悪魔の低い笑い声・・・



「フッ・・・・アハハハッ!!」




にらむように笑い声の先を見る。



「悠里ちゃんは本当にばかですね〜!さっきの話聞いてわかんなかった〜?あたしと啓斗、付き合ってるの〜」