自然とあたしの口がしゃべりだす



「あたしねDVされてるの・・・・」



『え・・・・?嘘やろ・・・?』



「本当だよ・・・・」




俊季くんは驚きを隠せないみたい




「このバイトする前はほぼ毎日・・・・」



『そやったんや・・・』


「もう、耐えられなくて・・・ヒック・・・啓斗がッ・・・どんどん、ック嫌いになって・・・」




涙を人前で見せるのはおばあちゃんの葬式いらい



そんなあたしを俊季くんは悲しい瞳で見つめていた。