フェンスから手をはなした。




「バイバイ・・・・」



小さく呟き飛び降りようとした・・・・





《グイッ…―!!》




その時、腕をつかまれ引っ張られた。




誰?



あたしの目の前には短髪でスポーツマン系の男の子。



『なにしてんの?危ないじゃん?』



男の子があたしにむかって聞いてきた