『昼ご飯……食べる?』




横にいるカナタからは、誓の匂いがすっごくする。




まるで、隣に〝誓〟がいるみたいに―――・・




「……んー…そうだな」





カナタの横顔を見ると、どこか遠くを見てるみたい。






『じゃぁ純を起こさないと』




そう言って立ち上がると、あたしは右手首を掴まれた。