あたしが絞り出した声を春野はちゃんと聞いてた。




「はぁーい、よくできました」





そう言って、春野はあたしの頭をポンポンと撫でた。




子供かよ、あたしは…





「さっき、アンタの妹?に言ったけどさ…」





『…?』





「俺、アンタの彼氏ね」