「竣ちゃぁぁぁああああん!!!」




トイレから純の声が聞こえた。



『なにー?』



すると純がもの凄いスピードで出てきた。



『どうしたの?』



「純ね、ちゃんとオシッコできたよ!」




笑顔の純に、笑顔で返した。



『そっか。純、天才ッッ』




頭を撫でてあげると、純があたしの後ろを見て言った。



「この人、だぁれ?」