また、〝誓〟の匂いがした。



急いで左右を見回すけど誰もいない。

ってことは…?


バッと後ろを向くとそこには―――……






『…春野カナタ…………』






そこには、春野カナタが1人でつっ立っていた。





「……あ…、えーっと……始業式の日の人…」