くそカナタ。

肝心なところは適当なんだから…。



と、そろそろ純の保育園が見えてきた。




「そーやぁ、純って何歳なんだ?」



わぉ。

カナタが純に興味持ってる!?

あんまり質問とかしてこないのがカナタなのにね。




『なに? 純の可愛さにやられた?』




ふざけてそう言うと、カナタはそっぽを向いた。


なんだよ。
すぐふてくされるなよ。



そう思った瞬間、カナタがボソッと言った。