「お前さ、何歳?」 『あ?お前こそ何歳だよ』 「…俺は15歳。中3」 『…俺も』 「…そっか。俺は新島誓。誓って呼べ」 『……俺は春野カナタ』 「へぇー。綺麗な名前だな」 これが、俺と誓の出会いだった。