「無理だょ！ちょっ ﾌﾟｰﾌﾟｰﾌﾟ-」

あー切られたぁ。つか用意！用意!


あたしはベッドから出て、制服に着替えた。
いつもはばっちりするﾒｲｸも
今日はｱｲﾌﾟﾁだけした。


ﾐﾙｸﾃｨｰ色の長い髪はｱｲﾛﾝでｽﾄﾚｰﾄに。



「よし…!準備完了♪」


ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

「はぁい♪」

あたしはそう言いながら、
玄関のﾄﾞｱを開いた。

「ﾉﾝｷだね。あんたは(笑)さっ行くよ？」
「うん」


あたしは自転車の後ろに股がった。