「桃夏バカぢゃないの~!!それに親友なんだから早く教えてほしかったぁ~。」


『だってぇ、(バカだもん)……』



結子に桃夏と知くんが付き合っている事、
そして、昨日の出来事を話した。



「大体、そんなの浮気したも同然ぢゃない。しかも、連絡も無しに。」



『でも、ただの先輩だもン。彼氏ぢゃないよ?それに知くんは待ち合わせしてたのに来なかったんだもン…。』



知くんも、桃夏ずっと待ってたのに全然来てくれなかった。


それに先輩のお願い事は断れないもン。



「だ~か~らっ!!普通、彼氏でもない人に女の子1人がテクテクついてくかっつぅ~の。しかも、家まで入るなんて信じられない。」


『お腹すいてたもン……んん~……ゴメンなしゃ~いぃ!!』



ほっぺたを思いっ切り引っ張られる。


やっぱり、知ってる人でもノコノコついて行っちゃイケないんだね?


知らない人についてくな…っとは言われたけど。



知ってる人にもついて行っちゃイケないとは知らなかったもン。



桃夏に原因ありってことか…。