あの日から、あたしたちには平和が戻った。 直人君はまた、おばさんのところへ帰って行ったらしい。 だけど、平和が戻って来て良かったと思っていた矢先………また、あんなことになるなんて思いもしなかった。 ―――――… それはある日のことだった。 洗濯を干していると、いきなりインターホンが鳴った。