「はぁ?」 「お前は莉紅の何を知ってんだよ」 「………それは…」 「莉紅の好きな食いもんは?莉紅の嫌いな食いもんは?誕生日は?血液型は?」 「…………」 淳君の口調が段々と荒々しくなった。 「答えらんねぇだろ?」 「…………」