「莉紅?どうした?」 淳君が頭を撫でながら言った。 「淳君のバカ!!」 あたしは淳君を叩いた。 「え?」 「何で………何で帰り遅くなるなら電話してくれなかったの…」 あたしは淳君を見た。 「………ごめんな?」