「………何が言いたい訳?」




直人君の冷たい言葉が降り注ぐ。




「直人君、もっと優しかったのに………何でそんな風になっちゃったの…?」




あたしは直人君をジッと見つめた。




「………もう、あの頃の俺とはちげーんだよ」




直人君が両手を壁に付き、あたしを閉じ込めた。