「おや、君は朝の…」 「莉紅にさわんな」 俺はそう言うと、直人とか言う男をジッと見た。 「君が莉紅ちゃんの彼氏ねぇ…」 目の前の男が口を開く。 「なんだよ」 俺は低い声を出して言った。 「いや、別に…」