莉紅と帰ろうと、教室に向かうと、朝の直人とか言う男が莉紅を抱き締めていた。 そして中村もいる。 俺は教室のドアに寄り掛かり、おもむろに口を開いた。 「てめぇ、莉紅に何してんだよ」 俺の声に中村と直人とか言う男が俺に視線を向けた。 「綾瀬君…」