「………直人君…やめて!」




「はぁ?何言ってんの?この結婚が絶対なんて、誰が決めたの?」




美波ちゃんがあたしの手をギュッと握り締める。



「おばさんに決まってるだろ?」




「………どうして?」




あたしは声を絞り出した



「あ?」