「はぁ…やっと終わった~」




始業式が終わった後のあたしはもうグッタリ。




眠気にも負けそうになって…危なかった。




あのままだったらほんとに寝てた…。




寝なくて良かった…。




「莉紅~教室戻ろっ」




愛香があたしのところに来てそう言った。