「莉紅ちゃん」




「仁君!」




「もうすぐ…婚約披露パーティー始まるよ」




「え、もうそんな時間なの?」




「うん、取り敢えず…準備しよう」




「………準備?」




あたしは首を傾げた。




「あぁ、そうだな、莉紅行くぞ」