淳君はそう言うとニコッと笑った。 「うん」 「さ、西園さん、こちらへどうぞ?」 「はい…ありがとうございます」 「莉紅、こっちだ」 そして淳君の隣りに座った。 目の前には淳君のお父さんとお母さんが座っている。