「…………」




莉紅ちゃんは綾瀬君をチラッと見てからあたしに視線を向けた。




「綾瀬君の言う通りだよ…莉紅ちゃん」




あたしも…綾瀬君の意見に賛成。




「美波ちゃん…」




莉紅ちゃんはあたしを見てから、席に着いた。




「莉紅…アイツを心配なのは分かる」