「な、何のこと…?」 やべぇ、声震えてる。 それほど焦ってるよ、あたし。 それほど怖いんだよ。 「とぼけんな、アホ莉紅」 淳君がそう言ってニヤッと笑った。 うぅ…危険だ。 これは危険だ。 逃げなきゃ…あたし完全にやばいよ。