体が震えてる。




「ふっ…ヒック…うぇ~ん…グスッ…」




拭っても拭っても…涙が止まらない。




「うぅ…ヒック…」




するとそのとき…。




バンッ




保健室のドアが開いた。



「莉紅!!」




そして淳君の声が聞こえた。