「莉~紅?」




「え?」




あたしは顔を上げた。




!?




か、顔近い!!




その距離僅か数ミリ。



キスしそうな距離。




「じ、淳君…顔、近い」



「は?いいじゃんか、別に」




淳君はそう言うとあたしにキスしようとした。