けどいつの間にか保健室の鍵は閉められていて、外からは開かなかった。 「今…ここには俺と先輩の二人だけ…思う存分声出せますよ」 「嫌だ…」 そして目の前の男の子はあたしの両腕を掴み、壁に押しつけると無理矢理唇を塞いだ。 「んっ…」 抵抗したい。