あたしはそう言って緋奈子ちゃんの肩を叩いた。 「ありがと、良い人がいたら付き合ってみるよ」 緋奈子ちゃんが言った。 「うん、応援するねぇ」 「ありがと、でも莉紅ちゃんのが可愛いよ~」 緋奈子ちゃんはそう言うとあたしのほっぺたをツンツンした。 「そ、そんなことないよ~」