でも先生…、意外と断るかも…。



先生にだって色々と予定もあるだろうし、こんなに急にお願いしても無理な可能性もあるよね。



それなら、お母さんも“仕方ないわね”って納得してくれるだろうし…。


淡い期待を抱きながら、準備室のドアの取っ手に手を伸ばして開けようとすると……








「和丘?」