「先生の家にわざわざ行かなくてもいいと思うよ?だって、同じフロアなんだし、ほとんど変わりないもん…。」



「でも幸歩が一人でいるのと、先生と二人でいるのとじゃ、だいぶ違うわよ!」

う〜ん……


それはそうかもしれないけど…


「まだ来週末まで時間もあるし、お母さんが先生に頼んで来ようかな…。」


「あ〜っ!それなら、私が頼むからいいよ!学校で話すから…。」



アタフタしながら言う私に、お母さんは何だかニンマリ顔…。



結局、こうなっちゃうのかぁ…。