「幸歩に名前で呼んでもらえると、嬉しいよ。」 先生は私の唇を指でなぞると、キスを落とした。 「そろそろ…私…帰った方がいいですよね…?あんまり長くいると誰かに気付かれちゃうかも……」 「鍵閉めてあるのに、気付くわけないじゃん。ここは俺と幸歩の貸し切りなんだからさ。」 なんか先生…… 禁断症状が出てるのかな…? ちょっと危ない予感…。