午後の柔らかい光に包まれて、先生と交わすキスは、甘くて、とっても温かい…。


啄むように唇を重ねられて、音楽室には私の声が時折、漏れていた。



しばらく唇を重ね合った後、先生がゆっくりと唇を離す。


静かに呼吸を整える私を、先生は穏やかな瞳で見つめた。


「このままだと、態勢キツくない?」



“え?”なんて聞き返す前に、私は先生に抱きかかえられていた。