「じゃあ幸歩、また会おうね!」


「うん。また会う時は色んな話…しようね。」



「先生との進展具合も聞かせてね!」


「………。」


そこは……

どうなるか分からないし…。


梗子と名残惜しく別れた私は、音楽室のある特別棟へと足を踏み入れた。