しかも、先生…


もしかして、一晩中腕枕してくれてたの…?


逞しい先生の腕に朝からドキドキしてしまう私。


「あの……先生、腕…痛いですよね?すいません…。」


起き上がろうとすると、先生は、その腕で私を優しく引き寄せて、


「朝から幸歩を見ていられるって幸せだな。」


そう言ってニッコリ笑うと、唇を重ねた。



朝から先生とキスするのも初めて…。


まだ起きて間もないのに、もう既に心臓が爆発しちゃいそう…。